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バンコク会議とは? にゅうずれたあ目次へ

「ワーカーについて」

【岡崎恵美子 チェンマイ会議準備委員より】
・ アンケートで若い人からの要望が多かった。
・ 過去10年のワーカーの半数は1期で離れ、しかもJOCSと疎遠になるケースが多い。この現状を踏まえ、ワーカー派遣の問題と対策を考えたい。具体的には
1. ワーカーが疎遠になる要因は何か、その解決案について話し合っているか。
2. ワーカーに問題が生じた時、JOCSはどう関わり解決しているか。
3. 派遣方法、派遣形態はこのままで良いか。
4. 研修ワーカーの発掘、育成方法は妥当か。また受け入れ側にメリットはあるのか。
5. 海外派遣の事務局スタッフとワーカーの待遇の違いについて。
【斎藤洋子 理事より】
・ 上記5は、ワーカーの給料も時間をかけて改善してきたので、海外派遣事務局スタッフもこれから。全員一律という考え方もある。
任期1期(3年)で完結するプロジェクト・プログラムもあり、期間だけでは判断できない。
・ JOCS側が元ワーカーに色々な役割を求めている割には、大切にしていない所がある。
・ カウンターパートとの関係悪化した時、JOCSは派遣団体としての責任を持つべき。
・ 会員と繋がりつつ、現地に向けて時間をかけて準備した人が長く続いているケースが多い。
・ かつてはJCMAの仲間からワーカー志望者が出て、定期的に支え合いアドバイスをくれる仲間や先輩がいた。今の育成セミナーはその役割を果たしているか。
・ ミスキャストがないような予測と判断が大切。
・ 現地カルチャーに対応できない場合は、無理に現地に留まる必要はないと判断することも大切。
・ 家族の理解、現在の職場での適応性などを考慮するのも必要。
・ 赴任後ワーカーの心身の健康や生活上の問題を把握するべき。
・ 元ワーカーの役割:次世代を育てるための勉強会などを企画するのはどうか。

発題を受けて、フロアからの意見・感想・アドバイス

人事管理能力がアマチュアすぎる。情報伝達ルートが沢山あり、指揮系統が一本化していない。
チェンマイ会議で現職ワーカーと共に話すのがいいのか再検討してほしい。
ワーカーと派遣元の問題はJICAなども同じ。前線に立っているワーカーの立場に立つという共通認識を持ちたい。
チェンマイ会議では率直に問題提起してもらい話し合うべきではないか。
一般論はいいが、具体論を出すのは良くない。悪い例ばかりが議論に上がる可能性がある。
与えられた人や状況?をどう活かすかを話し合うべき。

これらの意見が出された結果、チェンマイ会議では直接のテーマとしないことに決定した。
(文責: 平田 聡子)

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